非公式推薦図書①
minaminoです。
書けと言われてもネタがありません。
唐突にだらだらと趣味の話をします。
実は模型を作ったりするのと同じくらい、
物語を読んだり書いたりするのが好きです。
...こう読んでみるとメルヘンな趣味ですけど
いわゆる推理小説のジャンルばかりです。
最悪、人が死にます。
10年前、初めて読んだ推理小説は、
森博嗣先生の『すべてがFになる』でした。
森先生はコンクリート工学の博士でもあります。
登場人物も建築学科の先生と学生で、
ところどころに「建築学科あるある」が楽しめます。
好きなキャラは四季様です。
推理小説には、館の平面図がでてきたり、
密室で事件が起こったりするので、
建築好き垂涎のジャンルだと思うんですけど、
あまり同じ趣味の人に出会えません。
さてここで、
大阪市立大学の建築デザイン研究室(のminamino)が、
推薦図書をご紹介します。
有栖川有栖先生の『幻坂』角川文庫です。
大阪に「坂」があるのをご存知でしたか?
上町台地にある「天王七坂」と呼ばれる
場所を舞台に繰り広げられる、
儚くも妖しい怪奇譚でございます。
大阪の"通"な名所をビシッとおさえることができます。
是非、本書を片手に大阪探訪を。