中国Workshop

お久しぶりです。
今年度もHP係のyamaguchiです。

デザイン研のプロジェクトで中国の同済大学と3/23〜4/5の日程でworkshopを行いました。中国の上海の元租界地域に数多く存在するLilong里弄と呼ばれる住宅建築がただ取り壊され、建て替えられている現状があり、Lilong住宅のコンテクストを次世代へと残していくために建築・都市的にどういう提案するかという取り組みでした。中国の計画はまず徹底した敷地調査があり、歴史、交通、地形や住民の情報など多くの要素を情報収集して、そこから建築について考えていくという方法で、日本でやる以上に調査を徹底していて、普段と異なる取り組み、新しい視点で体験することができました。

今回の敷地です。
この色を見るだけで、今にも上海での日々が思い出されます。



洗濯物を干すための竿を建物間につけたし、そこに洗濯物を干す。一つの住戸に複数の人や家族が住むために、住民がセルフビルドで内部に増築したりしていて、私たちが建築的提案をする以前に、住民たちが自分たちの住区を作り上げているようなイメージを持ちました。
気さくな住人も多く、白湯をふるまってくれる方もいました。近隣の里弄は立ち退きが始まっていて、この敷地の里弄はどうなっていくのかが気になります。同済大学のメンバーたちが今後、どういう風に変えていってくれるのか。数十年後にもう一度行ってみたいと思います。


期間中に一日観光の日があり、蘇州の留園というところに行ってきました。
中国の誇る4大名園だけあって、非常に素敵な場所でした。
とても広い笑
さっと見回るのに1時間はかかっていました。



デ研のパーフェクトマンもかっこよく写真を撮ってしまいます笑




あとは、僕の旅行面での感想を

上海に来るにあたって、英語での会話以上に心配していた食事。
予想以上においしく、毎日新しいご飯を探し求めることに真剣でした笑

意外と辛い料理が多く、辛い料理もおいしく頂けた僕は、同済大学のメンバーに辛いものを勧められてタジタジでした。
しばらくは辛い物を食べたくないです笑




急に落下して割れた洗面台。
構造に問題ありで、中国らしさをそこはかとなく感じました笑
水をためたら落下します。
これを機にデ研にクラッシャーがまた一人生まれたとか。





最終日同済大学のメンバーが食事に連れてってくれました。
彼らには、いろんなことをお世話になったし、常に僕らが不便でないか気を使ってくれていました。
2週間、上海で楽しく過ごすことができたのは間違いなく彼らのおかげです。
素晴らしい仲間たちに感謝を。
謝謝。

8月にまた会えることを楽しみにしています。